導入事例
株式会社ワンノブアカインドは、2009年の創業以来、マンション情報サイト「マンションレビュー」のほか、不動産領域におけるさまざまなWEBサービスを開発、提供しています。膨大なデータ量を保有し、それをいかに解りやすく有益な情報に変換しユーザーに届けられるかを追求し、価値を見出しています。
マンションレビュー:https://www.mansion-review.jp/
一般の方が入手出来ない過去にさかのぼった相場情報を保有し、それを用いた適正価格診断、将来価格予測などを算出でき、「資産価値の高い物件を探すことが出来るのはマンションレビューのみ」と言える独自性を強みとしています。
それでは、はた楽のサポート導入に際し、抱えておられた課題やサポート導入後の変化について、専務取締役の仲根臣之介様にお話を伺いました。
ーはた楽にサポートを依頼いただいた時点で、人事労務においてどのような課題を抱えていましたか?
仲根様ー
ワンノブアカインドでは、出産子育て世代や、その予備軍である若い世代のスタッフが数多く在籍しており、彼らが「安心して産休育休を取得しながら、キャリアの継続性も担保できる職場環境の整備」が重要な課題となっていました。
一方で、バックオフィス業務はごく限られたマンパワーで回しているため、突発的に発生する出産育休事案に対し、社内のリソースだけで対応していくのは現実的には難しい、という側面もありました。
実際に、最初の一人目の産休育休については自社で手続きを実施してみましたが、申請の窓口が「ハローワーク」「労働局」「健保組合」と複数にわたり、それぞれの申請での書類作成や期限管理などを都度各所に問合せながら進めることに、相当な手間とストレスがかかってしまいました。
そんな中で、はた楽さんが提供される「産休育休らくらくパック」の存在を知り、産休育休案件を専門で数多く手掛けておられるプロに任せるのが、スタッフにとっても会社にとってもメリットが大きいと思い、依頼させていただきました。
ーはた楽の「産休らくらくパック」を導入いただくことで、どのような改善ができましたか?
仲根様ー
女性スタッフ1名、男性スタッフ1名の育休が控えており、休業に入る前から「育休規程の改定」や「引継ぎ・休業にあたってのヒアリング面談」など、やるべきタスクが入り組んでいたのですが、必要な手順をはた楽さんから指示していただけるので、こちらとしては社内におけるコミュニケーションだけに集中し、該当スタッフもバックオフィス側も安心して、手順を進めることができました。
さらに、ほどなく男性スタッフでもう1名の育休も取得してもらうことができ、男女含めてこれまで出産のあった全スタッフで「育休取得率100%」を実現しています。
また、男性/女性の育休では、それぞれ対象となる助成金制度も異なるため、もしも自社で手続きした場合に想定された、「経験が浅い中で発生する手間と不安」を省くことができました。
ーはた楽のサポートにより、具体的に「変わった/楽になった/改善した」と実感できる点はありましたか?
仲根様ー
まずは、必要な書面・労務帳票、その提出期限、社内で必要な取り組みを具体的に指示いただけるため、こちらとしてはそれらを順に進めるだけで済み、後工程である役所への提出はすべてプロであるはた楽さんにお任せ出来る点が、とても助かっています。
「出産・子育て支援」については法改正が相次ぎ、国や自治体が毎年制度を拡充・改定しています。ただ、メニューは増えるものの制度が複雑で、実際に自社に適用できる支援制度の見極めや、その実施方法について具体的に提案いただけるため、無理なく漏れなく活用できています。
国(厚労省管轄)の制度だけでなく、東京都が主管する出産・子育て支援の奨励金にも対応してもらえ、トータルで会社の費用面でも持ち出しを抑えられるのも、大変ありがたいポイントです。
また、それぞれの制度で求められる要件に沿って、法定基準以上の子育て支援制度を規定化することで、スタッフにとっての利便性・処遇の改善が図られ、会社とのエンゲージメント向上にもつなげられると感じています。
ー今後の「人事労務上の課題」や「はた楽に対するご要望」をお聞かせください。
仲根様ー
ワンノブアカインドでは、「生産性を上げ、働く時間を短く、効率よく自分を成長させ、全員でチーム・会社を成長させる」ために、様々な社内制度を導入しています。
具体例として、
①働き方の自由度を高める(フレックス勤務・リモートワーク)
②メッセージを込めた諸手当制度(勤労感謝手当・運動促進手当・投資手当・アイデア手当・近距離住宅手当)
③成長の促進と生産性向上(書籍/セミナー全額補助・トリプルディスプレイ率100%)
④コミュニケーションの促進(雑談ミーティング・社内MTG/飲み会費用補助)、が挙げられます(詳細はこちら)。
これらの取り組みにより、多様な全7職種のスタッフが事業の成長に全てのリソースを集中させ、それ以外の業務については効率化、時短化を図って行きたいと考えています。
その一助として、はた楽さんには産休育休案件の申請をお任せすることで大変助かっていますし、今後も労務分野にて同様のサポートをして頂きたいと考えています。
ー貴重なお話、ありがとうございました。これからもはた楽が御社の成長にお役に立てるよう、サポート内容の進化・改善に努めてまいります。
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